このページでは、
- つらいとウワサされる実習の内容
- 実習のなにがつらいの?
を私目線で語ります。現在、実習真っ只中。乗り越えるマインドもお届けします。
実習ってなに?
文部科学省の定義によると、
看護の臨地実習は、看護職者が行う実践の中に学生が身を置き、看護職者の立場でケアを行うことである。この学習過程では、学内で学んだ知識・技術・態度の統合を図りつつ、看護方法を習得する。学生は、対象者に向けて看護行為を行い、その過程で、学内で学んだものを自ら実地に検証し、より一層理解を深める。言い換えると、看護の方法について、「知る」「わかる」段階から「使う」「実践できる」段階に到達させるために臨地実習は不可欠な過程である。文部科学省HPよりhttp://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/018/gaiyou/020401c.htm

モデル人形や健康な学生同士の練習から、本当の患者さんを受け持つことで実践的な看護を学べます。初めてのことだらけ、緊張しまくりですね。
shizukiは具体的にどんな看護したの?
- バイタルサイン(体温・血圧・脈拍・呼吸の測定など全身を観察する)
- 陰部洗浄(おしもを洗う)
- 傾聴する(患者さんの話を聞いて精神的サポートできるようにする)
- 足浴(足湯でリラックス)
- アセスメント(患者さんを分析して、どんな問題やリスクあるか考える、看護実践、評価)
など他にもいっぱい。受け持つ患者さんがどんな病気や怪我なのか、年齢や今までかかった病気、治療法などいろんな側面から患者さんのことを考えて、必要と考えた看護を計画して実施します。

ずっと見守られているような安心感といえるか、見張られているような緊張といえるか。患者さんの安全と学生自身の安全を守るために、単独で実施することはないです。
実習中は寝れないって本当?
私の経験では全部の実習ではないですが、いつもより睡眠時間は削られました。
- 手書きで書かなきゃいけない記録がたくさんある(学校によりパソコン入力OKの場合も)
- 特に低学年は、記録を書くことに慣れていないため時間がかかる
- わからないことだらけ、調べることもたくさんある
- 寝不足で作業効率が落ちるため、さらに遅くなる
電子カルテを利用している病院がほとんどの中で、看護学生は大量の記録を手書きで書くのはなぜなのか?それはパソコンから個人情報が漏洩するリスクを回避するためです。非効率的ですが、一生続く苦行ではないので、割り切っていきましょう。

実習中、病院でつらいことってなに?
私は、指導者や自分が受け持つ患者の担当看護師、教員との相性が悪かったときがつらかったです。スパルタで成長する人もいれば、ほめて伸びる学生もいます。怖い看護師さんに、日に何度も報告したり質問したり、胃がキリキリしちゃいます。教員との相性が悪いと、ダイレクトに低評価に結び付く可能性や留年の危機もあり、ハラハラしながら過ごしていました。

実習を頑張るために
慣れない環境下で初めてのことだらけ。私が実習中にしたことは
- なるべく記録を実習時間内に終わらせるようにする(例えば翌日の計画だけは病院で終わらせるorその日の記録は終わらせる)
- 毎日の夕飯づくりをレトルト食品にちょいちょい置き換える
- 節約とダイエットで我慢していたお菓子を解禁する
- 家族をハグする(タッチング効果)
- 「実習終わったら焼肉食べる!」とか終わったあとの楽しみを決めておく


おわりに
私が感じた実習のつらさをご紹介しましたが、終わらない実習はありません。それに回数を重ねることで実習自体に慣れてきて、つらさも和らいできます。また、終わったあとの達成感がハンパないです!乗り越えることで自信にもつながります。

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